ポッドキャストは企業のブランディングやマーケティングにとても効果的なツールです。この記事では、企業でポッドキャストを始めようと考えている方を対象に、企業ポッドキャストを2000エピソード以上作ってきた株式会社オトバンクのポッドキャスト事業責任者富山が企業ポッドキャストの始め方のノウハウを順番に解説していきます。第5回の今回は「リスナーの広げ方」について、作った番組の広げ方について掘り下げていきます。シリーズの他の記事もご参考ください①社内での進め方・説得について②誰が誰に何を伝えるのか?コンセプト設計③制作の基礎・下準備④収録ノウハウ、配信のポイント⑤リスナーを広げる方法⑥運営と改善、確認ポイント%3Ciframe%20style%3D%22border-radius%3A12px%22%20src%3D%22https%3A%2F%2Fopen.spotify.com%2Fembed%2Fepisode%2F0ApXBgDODJRpvMI55WaKLu%3Futm_source%3Dgenerator%22%20width%3D%22100%25%22%20height%3D%22152%22%20frameborder%3D%220%22%20allowfullscreen%3D%22%22%20allow%3D%22autoplay%3B%20clipboard-write%3B%20encrypted-media%3B%20fullscreen%3B%20picture-in-picture%22%20loading%3D%22lazy%22%3E%3C%2Fiframe%3E*この記事はPodcastをもとに制作しています。本ページのテキストと合わせて聞いてもらうことでニュアンス部分などもわかるかと思いますので、ぜひ聞いてみてください。目次■リスナー獲得の基本:友達作りの視点企業ポッドキャストは親友を作っていくように、エンゲージの高い顧客を作っていきますポッドキャストを広める際に重要なのは「友達を作る」という視点です。再生数や登録者数だけを追い求めるのではなく、自分たちが本当に届けたい相手にしっかり届くことを目指します。この考え方は、ターゲットを明確にすることと直結しており、「誰に聞いてほしいか」を意識することで、適切なアプローチが見えてきます。■リスナーの輪の広げ方リスナーは身近なところから徐々に増やしていく社内から始めるプロモーション意外な盲点ですが、企業ポッドキャストの場合、最初のリスナーは「社内」にいることが多いです。社内で共感を得られるコンテンツを作れば、自然と社員が宣伝マンになってくれる可能性があります。全体会議や社内SNSなどを活用して、まず身近な人々から支持を集めることが鍵です。既存顧客へのアプローチ次のステップは、既存顧客や会員への告知です。メールマガジンやLINE公式アカウントなど、すでに接点があるチャネルを活用することで効率的に広げていけますSNSとオンライン広告の活用SNSでの発信は地道な作業ですが、ターゲットが明確になっていれば効果的です。また、ポッドキャスト広告も注目されています。すでにポッドキャスト文化に親しんでいる層にリーチできるため、費用対効果が高い手法として活用できます。この段階では、「顔が見える人」から「少し距離がある人」への拡大を意識します。有名人やゲスト起用のポイントインフルエンサーや有名人をゲストとして招くことで、新しい層へのリーチが可能になります。ただし、有名だからという理由だけで選ぶのではなく、自社ブランドやコンテンツとの親和性を重視する必要があります。オフラインイベントとの連携オンラインだけでなく、オフラインイベントも有効なプロモーション手段です。例えば、大規模イベントで公開収録を行ったり、QRコードを配布して直接登録を促したりする方法があります。ヨコハマタイヤさんの事例では、オートサロンという自動車の大規模イベントで多くのフォロワー獲得につながりました。https://x.com/tomipodcast/status/1877974022262309155https://x.com/tomipodcast/status/1878471368968462754広報活動との連携周年記念やアンバサダー就任、セミナーやトークイベントといった企業の広報活動とポッドキャストを連携させることで、一貫性のあるメッセージ発信が可能になります。音声コンテンツならではの温度感や雰囲気が加わることで、より深い共感を得られるでしょう。■まとめ企業ポッドキャストは単なる情報発信ツールではなく、「友達作り」の場です。社内から始まり既存顧客へ広げ、さらにオンライン・オフライン両面でターゲット層へアプローチしていく。その過程で得たフィードバックをもとに改善を重ねていくことで、本当に価値あるコンテンツへと成長します。この一連の流れは地道ですが、一歩一歩確実に進むことで着実な成果につながります。「100万人」よりも「10人」の熱心なファンづくり――これこそが企業ポッドキャスト成功への鍵です。熱心なファンづくりは、上顧客づくりであり、将来にわたって企業に収益をもたらしてくれる、マーケティングにとっても最も重要な施策になります。■疑問・質問なんでも募集中!音声を企業のマーケティング活動に取り入れたい方や、企業のブランディングとして音声コンテンツを作りたいと考えている方、質問などがありましたらお気軽にお問合せください。企業ポッドキャスト制作に関する資料ダウンロードはこちらから👇️その他具体的な案件の相談や疑問相談はこちらから👇️